シャコタン製作所

改造車好きのためのシャコタン製作所。カスタムカーのとりこになってしまった人のために、カスタムの方法をご紹介。特に車高を下げる【シャコタン】には自信ありです。

おすすめ車高調!落ちる車高調はここが違う!

以前、おすすめの車高調として色々なメーカーを紹介させていただきました。

たくさん紹介させてもらいましたね~!

 

tomo-mox.hatenablog.com

 

しかし、実際のところどういった車高調がよく下げられるのでしょうか?

今回は車高を下げるための車高調選びです♪

シェルケースとショックの長さ

車高調といっても種類は様々ですし、同じ車種用に販売されているものでも使用が違うものがあります。

長調整式であったり、ネジ式であったり。

結果的にネジ式がよく落ちるのはわかりましたが、全長調整式車高調でも

  • 車高が下がりやすいもの
  • 車高が下がりにくいものがあります

その一つの理由が、シェルケースとショックの長さの関係性です。

仕組みを理解する

まずは、全長調整式で車高が下がる仕組みを理解しましょう。

車高調の仕組みに関してはコチラ↓で詳しく紹介させていただきました。

 

tomo-mox.hatenablog.com

 

つまり、シェルケース部分にショックが入っていくことによって車高が下がるわけですね。シェルケースに入っただけショックが短くなるんです。

 

ということは、同じショックで

  • シェルケースが短いもの
  • シェルケースが長いもの

を比べた場合、単純にどちらが車高が落ちやすいでしょうか?

これは2番のシェルケースが長いほうが車高の下げ幅は大きいですね!長いということはそれだけショックが中に入るわけですから、ショックの長さを短くすることができます。単純にショックが2cm縮むということは、車高が2cm下がるということです。

この差は大きいですね!タイヤまでしか下がらなかった車高がリム面までもっていけるかもしれません。

 バネの長さ

もう一つのポイントがバネの長さです。

バネ(スプリング)が長いと、それだけ長さを取ってしまいますので社交は落ちにくくなります。

 

ということは、短いバネを使用してあげれば車高は下がるわけですね♪

単純に短くすれば下がるというわけではありませんが、一般的に考えれば車高は下がります。

しかし、バネにはそれぞれバネレートというものが決められています。

バネレートを確認

車高調に付属しているバネには「26k」などの数字が書いてありませんか?

それはバネレートと呼ばれる数字です。

その数字があらわすものは

バネを1mm縮めるのに必要な重さ

です。

 

つまり、バネレートが大きければ大きいほど固いバネということです。

当然ながら乗り心地は固くなりますね。

 

短いバネは基本的にバネレートが大きいものである場合が多いです。
「28k」だったり、「36k」だったり・・・中には「100k」のバネもあります。

100kのバネを使用したことがありますが、ちょっとした小石でピョンピョン跳ねるので乗り心地は決してよく無かったですねw

 

・・・話がそれました。

つまり、バネレートが大きいものほど縮みにくいバネなので車高を下げたいだけならばなるべく短くてバネレートが低いものを選ぶべきです。

 

ショックとバネの関係性

以上の2点

  • シェルケースが長い車高調
  • 短いバネ

を使用すれば車高が下がることは理解していただけたと思います。

 

しかし、勘のいい人はここで気づいたかもしれませんがシェルケースが長くなると自然と短いバネしか使えませんよね?

ショックをどんどんシェルケースに縮めていくと、それだけバネのスペースが無くなっていきます。

バネの位置までショックが縮まった時点で限界になってしまうわけです。

 

となると、どうすればいいでしょう?

シェルケースを切断

ここからは荒業になりますが、

限界まで来てしまったらシェルケースの頭を切断してあげましょう。

することでバネのスペースに余裕が生じるので、しっかりとバネをつけてあげることができますね。

(※この方法は完全自己責任でお願いします)

バネを遊ばせる

この方法はショックにダメージを負わせる場合が多いため、あまりおすすめはできませんが僕はしてますw

 

ショックも限界、シェルケースも限界になった場合はバネを遊ばせてあげましょう!

短いバネに交換し、シェルケース付近で固定してあげるわけです。

すると、バネの上に空間ができてカパカパとバネが動きますよね?

そのまま装着してあげれば、そのスペース分何も無く車高が落ちてくれるわけです。

 

この方法、軽自動車にはあまりオススメできません。

普通車、セダンなどで行っても乗り心地にたいした差は無いんですが軽自動車の場合はとっても乗り心地が悪くなります!w

軽自動車は車体自体が軽いので、段差で跳ねたときにバネから浮いてしまうんですねw

 

ま、ショックへのダメージも大きいですし、車高調自体へのダメージも大きいのであまりオススメできる方法ではありません。

限界に挑戦してみたい人はどうぞw

(※こちらも完全自己責任でお願いしますw)

 

ワンオフ車高調

なんにしろ、これがベストな選択なのだと思いますが

車高調はワンオフで作ってもらうのが絶対に失敗しないコツだと思います。

 

ワンオフとは特注のことですね。

あなたの車、車高、好みの乗り心地に合わせて車高調を作ってもらうことです。

 

ワンオフで制作してもらえば、好みの状態で仕上がりますのでまず無駄なお金を遣うことはありませんw

僕もワンオフで車高調を作ってもらったことがありますが、あの感動ったらありませんね(*'_`)

 

さいごに

今回は落ちる車高調の選び方を簡単に紹介させてもらいましたが、また詰めた話ができればと思っています。

落ちる車高調の選び方は、なにもスペックだけではないので(^o^)

詳しい話は次回にでも。